町田平和委員会ブログ。

もし8.15で終わっていなかったら、 九州南部、関東への連合軍上陸で、数百万人が死亡したかも知れない! 「オリンピック作戦」「コロネット作戦」についての 町田平和委員会のブログだよ。

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国民義勇隊組織ニ関スル件

700万人の武装装置が、降伏後の極めて短い時間で解体された。
そして、
1945年の11月30日 参謀本部廃止。
12月1日 陸軍省・海軍省廃止。
から
2007年1月9日の「防衛省」(Ministry of Defense)設立まで、
60年と1ヶ月、日本は、「防衛」にかかわる省組織を持たなかったことになる。
その意味では、たしかに「戦後レジーム」からの脱却である。
この巨大な暴力機構の解体は、その底辺の「2800万人が本土決戦に動員される予定だった国民義勇隊」のあっという間の解体でもあった。
(国会図書館がサイトに掲載している同義勇隊の資料は次の通り)

国民義勇隊組織ニ関スル件
     昭和20年3月23日 閣議決定
現下ノ事態ニ即シ本土防衛態勢ノ完備ヲ目標トシ当面喫緊ノ防衛及生産ノ一体的飛躍強化ニ資スルト共ニ状勢急迫セル場合ハ武器ヲ執ツテ蹶起スルノ態勢ヘ移行セシメンガ為左記ニ依リ全国民ヲ挙ゲテ国民義勇隊ヲ組織セシメ其ノ挺身総出動ヲ強力ニ指導実施スルモノトス
尚之ガ円滑適正ナル実行ヲ期スル為地方行政協議会長ヲシテ関係軍管区司令官及鎮守府司令長官、警備府司令長官等ト緊密ニ連繋シ夫々事態ノ推移ト管内ノ実情ニ即スル如ク措置セシムルモノトス
     記
一、目的
国民義勇隊ハ隊員各自ヲシテ旺盛ナル皇国護持ノ精神ノ下其ノ職任ヲ完遂セシメツツ戦局ノ要請ニ応ジ左ノ如キ業務ニ対シ活発ニ出動スルモノトス
(一)防空及防衛、空襲被害ノ復旧、都市及工場ノ疎開重要物資ノ輸送、食糧増産(林業ヲ含ム)等ニ関スル工事又ハ作業ニシテ臨時緊急ヲ要スルモノ
(二)陣地構築、兵器弾薬糧秣ノ補給輸送等陸海軍部隊ノ作戦行動ニ対スル補助
(三)防空、水火消防其ノ他ノ警防活動ニ対スル補助
尚状勢急迫セル場合ニ応ズル武装隊組織及其ノ出動ニ関シテハ特別ノ措置ヲ講ズルモノトス
二、組織
(一)国民義勇隊ハ官公署、会社、工場事業場等相当多数ノ人員ヲ擁スルモノニ付テハ当該職域毎ニ其ノ他ノモノニ付テハ一定ノ地域毎ニ之ヲ組織セシムルモノトス
尚学校ニ付テハ別ニ定ムル学徒隊ノ組織ニ依ルモ前項ノ業務ニ付テハ国民義勇隊トシテ出動スルモノトス
(二)国民義勇隊ニ参加セシムベキ者ハ老幼者、病弱者姙産婦等ヲ除クノ外可及的広汎ニ包含セシムルモノトス
 註一、右ノ範囲ハ国民学校初等科修了以上ノ者ニシテ男子ニ在リテハ六十五歳以下女子ニ在リテハ四十五歳以下ノモノトス但シ右ノ年齢以上ノ者ニ在リテモ志願ニ依リ参加セシム
  二、家庭生活ノ根軸タル女子ニ付テハ組織及運用ニ付特別ノ考慮ヲ払フモノトス
(三)国民義勇隊ハ一般ニ職域毎ニ組織スルモノハ職場、地域毎ニ組織スルモノハ一定ノ地域ニ依リ夫々一定ノ基準ニ従ヒ男女別ニ之ヲ編成セシムルモノトス
尚出動業務ノ必要ニ応ジ最モ有効適切ニ活動シ得ル如ク隊員ノ年齢、体力、職種等ヲ標準トシテ特別ノ出動編成ヲモ併セ考慮セシムルモノトス
(四)都道府県毎ニ国民義勇隊本部ヲ設ケ当該区域内国民義勇隊ヲ統轄セシム
本部長ハ地方長官トス
市区町村隊ノ隊長ハ市区町村長トス
三、運用
(一)国民義勇隊ノ出動ハ本部長又ハ其ノ定ムル所ニ従ヒ各隊長ニ於テ其ノ必要アリト認メテ自ラ之ヲ為ス場合ノ外出動要請ニ基キ之ヲ行フモノトス
(二)原則トシテ国民義勇隊ノ出動要請ハ地方長官ニ対シテ之ヲ為シ地方長官之ガ出動指令ヲ発スルモノトス
(三)国民義勇隊ハ軍部隊ノ補助ノ為出動スル場合ハ当該陸海軍部隊長ノ指揮ヲ受ケ警防活動ノ補助ノ為出動スル場合ハ当該官署長ノ指揮ヲ受クルモノトス
其ノ他ノ業務ノ為出動スル場合ハ当該工事又ハ作業ノ施行者ノ要請ニ従ヒ行動スルモノトス
四、其ノ他
(一)国民義勇隊ノ出動ニ要スル経費ハ其ノ目的ニ応ジ軍、政府、公共団体又ハ其ノ出動ノ受益者ニ於テ負担スルヲ原則トス
(二)国民義勇隊ノ組織運用等ニ関シテハ在郷軍人会、警防団等ト互ニ齟齬スル所ナカラシメ彼此両全ヲ期スル如ク配意スルモノトス
(三)農山漁村ニ在リテハ食糧増産等ニ関スル農林水産業者ノ活動ヲ徹底セシムルヲ旨トシ国民義勇隊ノ組織運用等ニ当リテハ之ト齟齬セザル様特ニ配意スルモノトス
(四)本組識ノ指導的要員ニ付テハ官民有識者ノ挺身協力ヲ予定ス
備考
一、本件ト表裏シテ軍隊ニ於テモ警防、建設、生産、輸送等ニ対シ積極的ニ応援協力スルモノトス
二、国民義勇隊員タル農林水産業者ノ目的第一項中ノ食糧増産等ニ対スル出動ハ現行制度ニ依ルモノトス
三、本件ニ関スル運用上必要ナル細目ハ別ニ之ヲ定ム

収載資料  東京大空襲・戦災誌 第3巻 軍・政府(日米)公式記録集 「東京大空襲・戦災誌」編集委員会編 東京空襲を記録する会 1973 pp.511-513



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  1. 2007/01/12(金) 22:06:39|
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[本土決戦]についての著書を拾ってみました。

[本土決戦]についての著書を拾ってみました。


「本土決戦 日本侵攻・昭和20年11月」 
デイヴィッド・ウェストハイマー/木村譲二訳、早川書房、昭和46

 この本は438ページの大作ですが、45ページ以降は8.15に終戦とならず、
「本土決戦 日本侵攻・昭和20年11月」が起きたと想定してのものです。
また、昭和21年3月(関東のコロネット)には及んでいません。
原作のタイトルは「Lighter Than a Feather」です。
裏表紙にあるように「死は鴻毛よりも軽し」。

「本土決戦と終戦」 『丸』1995年8月別冊 戦争と人物16(未見)

「本土決戦・四国防衛軍」 (上下) 揃 茶園義男、徳島県出版文化協会
昭46


「本土決戦の真実 米軍九州上陸作戦と志布志湾」 <文庫版>
太佐順、学研M文庫、2001

  米軍本土上陸に際して、主力部隊上陸の地と目された南九州。なかでも最右翼が第五航空艦隊司令部のある鹿屋特攻基地を背後に控え海軍の錨泊地でもある志布志湾であった。来るべき本土決戦に備えどのような対策がなされていたのか。当地で幼少期を過ごした著者が、当時の国内の動向を米軍の動きとともに詳細に綴る日米決戦記。
と「BOOK紹介情報」にあります。

「本土決戦」 二見文庫 上下2冊 2002年10月25日初版発行 エリック・L・ハリー著 山本伸・訳 二見書房


「本土決戦 ―幻の防衛作戦と米軍進攻計画」
土門周平、光人社、1冊、平13

  昭和二十一年一月、陸軍は疲弊した市民を根こそぎ召集する百五十万の動員計画を立て、艦隊なき海軍は三千機の航空機を温存した―二十年秋の九州南部につづいて、関東への進攻が予想された本土上陸戦に、陸海軍は、いかにその戦備を整えていたのか。全国民を組織化させる未曾有の“決号作戦”の全容をえがく。
(同上の「情報」より)

「昭和史の天皇」〈7〉本土決戦秘録 (1980年) 読売新聞社

「一億国民玉砕化計画―本土決戦と総特攻戦」 (1975年) 市川 宗明

NHK 『歴史への招待』〈第32巻〉太平洋戦争・本土決戦 日本放送協会 (新書 - 1988/8)

「日本海本土決戦」 原田 治 (単行本(ソフトカバー) - 1996/6)

「シミュレーション本土決戦」 桧山 良昭 (単行本 - 1992/3)

「日本本土決戦―昭和20年11月、米軍皇土へ侵攻す! 」 長編スペクタクル小説
桧山 良昭 (- - 1981/11)光文社

「幻ではなかった本土決戦 歴史教育者協議会」 (単行本- 1995/7)

高文研

   内容(「MARC」データベースより)
「本土決戦」はいかに準備されたか。「一億総特攻」を呼号し、学童から老人、女性までも巻き込んで、この列島のいたるところ地下壕を掘りすすめた「本土決戦体制」の実態を解き明かす。

「本土決戦準備〈1〉関東の防衛」 (1971年) 防衛庁防衛研修所戦史室 (- - 1971)

627ページ 朝雲新聞社

「本土決戦準備〈2〉九州の防衛」 (1972年) 防衛庁防衛研修所戦史室 (- - 1972)

「銃後の戦史―一億総動員から本土決戦まで」 (1980年)
毎日新聞社

「本土決戦 日本内地防衛軍」
茶園義男 不二出版 1986年

「幻の本土決戦 房総半島の防衛」 第6巻
石橋正一 千葉日報社 1992年

  1. 2007/01/07(日) 17:15:53|
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